究極のトータルスパ

究極のトータルスパ

真のトータルスパ

”トータルスパ”という言葉を、時々見かけたり聞いたりすることがあります。

でも、今まで仕事に関わるキーワードでありながら、あまり深く考えたり意識することはありませんでした。

 

しかし最近になって、僕自信の心身の疲労が顕在化していることもあり、トータルスパというキーワードで頭の中がいっぱいになっています(笑)。

❀ 各専門分野ごとのスペシャリストによる施術

トータルスパというキーワードを意識するようになったのは、ふとした瞬間のことでした。

それは、身体の疲労が極限まで溜まっていて、マッサージに行く計画を建てていたときのことです。

 

まず、慢性的にコリやハリに悩まされている首・肩・腰を緩和させるために、整体に行きたいと思っていたのですが、でも、整体では身体のコリやハリといった疲労を改善することはできても、いわゆる癒やしを得ることはできません。

 

また最近では、マッサージやリラクゼーションといっても、身体の部位別にかなり細分化されてきています。

 

  • 全身:整体、指圧、按摩、オイルマッサージ
  • 頭:ヘッドスパ
  • 腕、掌:ハンドスパ、ハンドリフレクソロジー(リフレ)
  • 足裏:フットスパ、フットリフレクソロージー(リフレ)

 

通常であれば、全身の疲労を緩和させてくれる整体やオイルマッサージに行けば良いのでしょうが、身体の疲労が極限まで蓄積されていると、それだけでは物足りなく感じてしまいます。

 

「整体おあオイルマッサージだけでは物足りない。頭も疲れているし手や足裏も疲れている。全身の疲れを一気に解消できて、癒やしも得ることができれば良いのに」

 

なんてことを考えていると、頭の中でイメージがどんどん膨らんでいき、たどり着いたのが「トータルスパ」というコンセプトでした。

❀ 1泊2日のプログラム

全身の疲れを一度に解消する。

各部位別のプロフェッショナルによる施術を、十分な時間をかけて受ける。

そのためには、少なくても1泊2日以上の時間をかけなければなりません。

 

 

<プログラム例>

  • 13:00〜14:30 整体(90分)
  • 14:30〜15:00 休憩(30分)
  • 15:00〜16:00 ヘッドスパ(60分)
  • 16:00〜16:15 休憩(15分)
  • 16:15〜17:15 ハンドリフレクソロジー(60分)
  • 17:15〜17:30 休憩(15分)
  • 17:30〜18:30 フットリフレクソロジー(60分)
  • 18:30〜19:30 夕食(60分)
  • 19:30〜20:30 腸セラピー(60分)
  • 20:30〜20:45 休憩(15分)
  • 20:45〜21:45 フェイシャルマッサージ(60分)
  • 21:45〜22:00 休憩(15分)
  • 22:00〜24:30 オイルマッサージ(150分)

 

 

各部位別に十分な時間を取り、さらにそれぞれの施術の間にセラピストの交代も含めた休憩時間を入れていくと、これだけギッシリしたスケジュールになります。

 

このスケジュールを実施するには、欧米のリゾート地に多くある、いわゆる滞在型のスパ専門ホテルを作るか、もしくは通常のホテルに各セラピストを交互に派遣する必要があります。

 

また、このプログラムを金額にするとなると、かなり高額になってしまいます。

 

 

<料金例:ホテルへの派遣の場合>

  • 整体90分:15,000円
  • ヘッドスパ60分:10,000円
  • ハンドリフレクソロジー60分:10,000円
  • フットリフレクソロジー60分:10,000円
  • 腸セラピー60分:10,000円
  • フェイシャルマッサージ60分:10,000円
  • オイルマッサージ150分:25,000円

合計:90,000円+消費税

 

スパ専門施設の場合は、宿泊費や食事代も込みの料金となりますし、立地やアクセスも考慮しないと参考でも料金化することはむずかしくなりますが、ホテルへの派遣でも出張という形態を踏まえると、各施術の料金は最低でも上記ぐらいにはなるかと思います。

 

ボディメンテナンスに10万円もかけることができる方は、決して多くはないとは思います。

しかし、年に1〜2回、自分へのご褒美として、たっぷり1日かけてマッサージを受けることができるのであれば、これ以上の贅沢はないようにも思いますし、十分な価値がああるとも思います。

 

これは、あくまで僕の理想や妄想の中のプランに過ぎませんが、究極のリラクゼーション、究極のトータルスパというのは、こういうものなのではないかと思います。

 

❀ 壮大なプロジェクト

滞在型のスパ専門施設を作るとなると、しっかりした事業計画書を作り、金融機関やベンチャーキャピタルからの融資を受けることができなければ、実現することはできないため、かなりハードルが高くなってしまいます。

一方、ホテルへの派遣型であれば、信頼がおける各プロフェッショナルのセラピストさんたちとの出会いさえあれば、決して実現不可能なプログラムでもないように思います。

また、富裕層であれば、需要も一定程度望めるようにも思えます。

 

ちょっと壮大なプロジェクトではありますが、いつも頭と心の片隅に置いておきながら、焦ることなく一歩づつ実現することができればと思っています。